覚書き

感じたことを書いとく

もう、会えない人のこと

我が家は長寿の家系のようで、ここ20年ほど新しい命を授かる機会はあったが

お葬式は無かった。

厳密に言えば、大叔母(祖母の妹)や大叔母の息子に当たる方が

亡くなってはいるのだが、近しい親族が亡くなることはない。

 

先日、友人が逝ってしまった。

とても急な「死」だった。

日曜日に「また来週ね」と別れて、家への帰り道の途中に倒れて、

そのままこちらには戻ってこなかった。

ご家族の話では心臓がもともと弱かったそうだ。

知らなかったよ。

 

ずっと変わらぬ日常が続く、そんなことはあり得ないって事実を

彼女の死で改めて気がついてしまった。

 

また、「後悔の無い人生」なども無いと思う。

今、出来ることを、自分の出来る範囲でやりながら生きるしかないのだ。